都城市場発！スタッフＢＬＯＧ

先日、水産のせり場に、アマチュアの釣り人が釣った小判ザメが入荷していました。小判ザメは、サメと付いているが、サメの仲間ではなくスズキ目コバンザメ科に属します。
実際、小判ザメを間近で見るのは初めてで、頭の上に乗っかっている吸盤は正に小判の様でした。
この小判で大型のサメやカジキ、ウミガメ、クジラなどに吸い付いて移動を共にし、さらには餌のおこぼれまでも頂戴する、なんともずる賢いやつであります。




横から見るとペッタンコで、どうも早く泳げそうにないですね。
たまには、自由遊泳するらしいですが…




そして、味はといいますと私は食したことはありませんが、美味しいという方もいますし、まずいという方もいるので、千差万別ってところでしょう。

市場では値がつかぬ雑魚でしかないようです。

むしろ小判（吸盤）のほうが漢方薬として取り引きされ、喘息の薬として煎じて飲む地方があるらしいです。