都城市場発！スタッフＢＬＯＧ

市場の片隅で静かに
眠っている回転円板がある。




これは、長年、市場の汚水処理のために働いてきたもの。



多数の円板が装着された回転軸が

汚水の溜まる水槽に下方半分が浸かってゆっくり回転し

汚水と空気中を交互することにより

その表面に自然と微生物の膜が形成され

その微生物が空中から酸素を取り入れつつ

汚水中の汚濁物質を吸収・分解し、汚水を浄化するというもの。



市場開設から平成１０年まで約２０年間、

雨の日も風の日も毎日休まず働いていたが

公共下水道の建設により眠りに就いた


「ご苦労さま」である。


この回転円板による汚水処理が
その原理の単純さ、運転の容易さ、電力消費の少なさ等により
今、注目されている




開発途上国での導入が始まっているとのこと。

地球環境保全のために頑張ってほしいものである